車載運行管理システムからWTMSへ ― 時代を待たず、時代をつくってきた運行管理
当社の車両・運行管理は、流行に追随してきたものではありません。
常に時代に先んじ、自ら道を切り拓いてきた歴史です。
平成元年、業界でも例を見ない段階で三菱MELCOM80による車載運行管理システムを導入。

ー堀場製作所社製ー

「経験と勘」に頼る運行管理が当たり前だった時代に、データで管理する未来をすでに見据えていました。

一度立ち止まり、そして次の一手へ
平成16年、NEDOへ申請した「デジタルタコグラフを活用した経済運行管理システム構築事業」は、
当社が単なる利用者ではなく、仕組みを創る側へ踏み出した決定的な転換点でした。
平成17年の認可は、その挑戦が“正しかった”ことの公的証明です。
平成18年12月、WTMS(Webタコ マネージメント システム)運用開始。
その成果は、平成19年2月1日 平成16年度 エネルギー使用合理化事業者支援事業 成果発表として
東京ビッグサイトで公式に発表され、
当社の取り組みは先進モデルとして強く印象づけられました。
続く平成20年6月7日には、
東京都トラック運送事業人材養成等財団主催
物流経営士課程セミナーにおいて、東部運送株式会社 代表取締役 川崎敬文が登壇。
学ぶ側ではなく、語る側として、次世代の物流経営層へ当社の実践を示しました。

デジタルを徹底的に使いながら、最後に判断するのは人。
この思想こそが、当社の運行管理の核であり、他には真似できない強みです。
積み上げてきたのは、システムではなく信頼。
選び続けてきたのは、常に「一歩先」。
現在の車両管理システムは、当社が時代を待たず、時代をつくってきた証そのものです。
車載運行管理システムからWTMS、そして自動点呼へ ― 管理はここまで進化した
当社の車両・運行管理は、常に時代の先を走ってきました。
平成元年、三菱MELCOM80による車載運行管理システムを導入し、データによる運行管理を実践。
誰もが手探りだった時代から、数値で安全と効率を語る運行管理を確立してきました。

ーYAZAKI社製ー
平成16年、NEDOへ申請したデジタルタコグラフ活用事業は、当社が「使う側」から「創る側」へ転じた象徴的な挑戦です。
平成17年の認可を経て、平成18年にWTMS(Webタコ マネージメント システム)を運用開始。
運行データは、管理のための記録から、判断を支える武器へと進化しました。
そして現在、積されたデータをシステムで管理し、人が確認・判断する点呼体制を構築しています。

ーYAZAKI社製ー
デジタルに任せきらない。
しかし、デジタルなしでは成り立たない。
このバランスこそが、長年の試行錯誤を経て辿り着いた当社の答えです。
車両管理、WTMS、IT点呼・対面点呼・遠隔地点呼・遠隔点呼・自動点呼。
すべては独立した仕組みではなく、当社が時代を先取りし続けた結果として連なる一つの完成形です。
安全管理・点呼体制― 段階的に進化させてきた、当社ならではの形 ―
当社の点呼体制は、制度対応や流行への追随ではありません。
現場課題に真正面から向き合い、必要なものを、正しい順序で積み上げてきた結果です。
① IT点呼システムを自社開発
点呼の出発点は、基盤づくりでした。
現場の実務を知り尽くしているからこそ、市販システムに頼らず自社開発を選択。
当社の安全管理は、この時点で他社とは違う道を歩み始めています。
② 対面点呼「KOSUKE Plus」による点呼データの確立
対面点呼では「KOSUKE Plus」を導入し、血圧測定・アルコール測定を必須項目として運用。
測定結果はクラウドで一元管理され、経験や感覚に頼らない、データに基づく点呼を実現しています。
③ 長距離運転者への遠隔地測定体制へ拡張
仕組みは、長距離運転者へ。
長距離運転者には、スマートフォンとモバイルアルコール検知器を一人一台支給。
遠隔地での測定結果も②と同じクラウド上で管理し、場所に左右されない切れ目のない点呼体制を構築しています。
④ 遠隔点呼システムの本格運用
さらに、時間の制約を超えます。
早朝・深夜など対面が難しい時間帯も確実にフォロー。
すべての遠隔点呼実施記録はクラウドで一元管理され、点呼内容だけでなく、動画によるやり取りの確認まで可能としています。
⑤ 自動点呼システムの導入・実施
そして現在の到達点が、自動点呼です。
確認作業はシステムが担い、最終判断は人が行う。
点呼の確実性と効率を両立させ、安全管理を次の次元へ引き上げました。
これらは単なる機能の積み重ねではありません。
段階的に進化させてきたからこそ辿り着けた、安全管理・点呼体制の完成形です。
当社の点呼は、「行っている」のではなく、「仕組みとして成立させている」。
その仕組みを止めないことこそが、当社の責任であり誇りです。
安全管理・点呼体制は、これからも進化し、安全のあり方を更新し続けていきます。



